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yoloをモットーに行き先は天国

2015年 オタクごとまとめ

 

主に自分用ですが、2015年のまとめを…!

 

1月

フォロワーさんのRT・レポ・ツイートによりWESTのことが少しずつ気になり始める。(現場:0)

特にめぇコンのレポやツイートが本当に楽しそうで!この時ちょっとJUMPのコンサートに、JUMPの魅せたいもの私の見たいものがずれてきたのを感じて少しフラストレーションがあったのもありましたね……。(遠い目)

 

2月

初めてジャニーズWESTのCD「ズンドコパラダイス」を購入(現場:0)

確か、私がズンドコを買う前にMステに出演してたんですけど。それが私の初・WESTが単独出演番組の録画だったので異様に凄く覚えているんですよね……あそこまで衝動的に録画予約をしたのは初めてでした(笑)それから初回盤残ってたら買おうかな〜という淡い期待を抱きつつズンドコパラダイスを購入しに行くも、もちろん残っておらず「まあ、ジャニーズWEST初心者だし全曲聴ける通常盤で十分だ」と言い聞かせつつ帰ったのも凄く覚えてます。

 

3月

特になし

 

4月

ついにタッキーの舞台「滝沢歌舞伎」を観に行く(現場:1)

以前からタッキーの舞台「滝沢歌舞伎」には興味があるというかジャニオタをしているうちに1回は観に行きたい!と思っていたので本当に観に行けてよかった!誘ってくれたお友達はすのさん目当てでその影響で私も渡辺くんにハマりだすという……。舞台自体はすごく迫力があるというか、もうとにかく凄い!としか言いようが無かった!!特にタッキーが追いつめられてそこから落ちるやつが!(語彙力皆無)滝沢歌舞伎は応援してるグループのコンサートの次に、できれば毎年have toレベルで見たい舞台だなあと思いました。

 

5月

初・ジャニーズWESTのコンサート!(現場:7)

ついに待ちに待ったジャニーズWESTのコンサート「パリピポ」!!!ありがたいことに4公演も入らせて頂いて……楽しい!楽しい!楽しい!の一言でした!!過去記事でパリピポについて書いたのでよろしければどうぞ。

hkr-star.hatenablog.com

 あとは伊野尾くんの舞台「カラフト伯父さん」優馬くんのソロコンにも入らせてもらってとても現場充した月だったなあと!

6月

特になし

 

7月

JUMPカーニバルコン・宮城!(現場:2)

これが留学前最後の現場でした!今振り返れば、最高に楽しくて可愛くてカッコ良くてすごくJUMPらしいコンサートだったなと……。このコンサートが本当に楽しくて、留学前・2015年最後の現場でよかったなあ。

 

8〜12月

留学中

留学中は当たり前ですけど、何もオタク活動なんてできなくて。唯一のオタク活動と言えば、週に一回の少年倶楽部とネットだけでした。だけれども、シングルの発売からチケットのことから何から何までお友達に助けられて本当に幸せものだなあと感じた留学期間でした。

 

現場数 計:10

 

以上で振り返り終わり!!

今年も最高にハッピーでした!

来年はもっともっとハッピーになりますように!

 

 

 

 

#ジャニーズで組み分け帽子 〜JUMPとWEST〜

 

どーーーーしても、この題(#ジャニーズで組み分け帽子 )で書きたいと思っていたのだ!!!ハッシュタグにしたので、万々が一書いてくださる方などいましたらご一報ください…色んな人の「組み分け」読みたいです…!

ハリポタオタの皆様、不快に思われましたらごめんなさい!でもゆるしてください!今回だけ書かせてください!許してください!

 

って、ことで始めます。

尚、組み分けに際して参考にさせて頂いたのはこちらの3つです。

sayonaky.hateblo.jp

sayonaky.hateblo.jp

togetter.com

3つとも同じ方が書いています!こちらも面白かったので、興味のある方は是非に。

 

組み分けについて

 まず始めに、ホグワーツの組み分けについてザッと説明します。ほとんどの方が知っているかもしれませんが、ホグワーツは魔法学校でありここに通う生徒たちは4つの寮に分かれそこから通うことになっています。そして、組み分けとは1年生の始めに組み分け帽子という喋る帽子がそれぞれの生徒に見合った寮に振り分けることを指します。4寮の簡単な特徴は以下の通りです。

 

  • グリフィンドール

シンボルカラー:真紅と黄金

概要:勇猛果敢な者が集う寮、勇気と騎士道精神
  • ハッフルパフ
シンボルカラー:カナリア・イエローと黒(映画では灰色)
概要:心優しく勤勉でまっすぐな者が集う寮、勤勉さと正直さ
  • レイブンクロー
シンボルカラー:青と動(映画では水色に変わる)
概要:機知と叡智に優れた者が集う寮、知識欲と機知
  • スリザリン

 シンボルカラー:緑と銀

概要:狡猾な者が集い寮、血統と狡猾さ

(出典:Wikipedia、Majolog)

 

 映画の影響もあり、スリザリン=悪・悪者みたいなイメージが強いですが下の引用のように思って頂いた方がいいと思います。

#ジャニーズで組み分け帽子 スリザリンは映画のイメージが強すぎてちょっとアレなんだけど、実際には(たぶん)高貴・上階級・純血・プロフェッショナル・etc...みたいな感じで見てもらう方が正しいかも

スリザリンとグリフィンドールはかなり対立しているように描かれていますが、表裏・紙一重ぐらいに思ってくれるとフラットになるのではと…。ジャニオタ向けに言えばシンメにかなり近いのではと(笑)

(でも、対立しているのは間違いないと思います)

 

組み分け方法

 組み分け方法については、「1、血統 2、性格/能力 3、意思」によって行われるのではないかと解析されています。

 

  • 血統

 組み分けの基準に血統が用いられるのはスリザリンが純血のものだけを入れていることや、グリフィンドールに所属しているロン・ウィーズリーなど「特定の寮に行き易い家系」などもあるそうです。ですが、同じ家族でも違う寮(作中に双子だが違う寮に所属している)になる場合もあるそうです。 

  • 性格/能力

 組み分けの際に一番多く用いられるパターンです。基準概要は、前述した4寮の特徴にほぼ倣います。しかし、他の寮と迷った場合、入った際より能力が伸びる/能力があると見込んで決められる場合もあります。

  • 意思

 前述した2つに強い抵抗を示した場合、その意思を汲んで他の寮に入れる場合もあります。代表的なのが映画、第一作目「賢者の石」においてハリーポッターの組み分けが行われるときです。*1

 

ジャニーズで組み分け

 ここからが本題です! 冒頭でも書きましたが、他のオタクのみなさんにも組み分けをしてもらいたくて勝手にハッシュタグ化しちゃいました…。

 今回は全員が純血ではない・意思がない*2ということを前提に組み分けを行いました。なのでかなり私から見た彼らが見えてくると思います。今回は私の好きなHey!Say!JUMPとジャニーズWESTの2グループで組み分けをしました。最終結果はこのようになりました。

 文中に自分のツイート(@ikmnrs)を引用しました。自分のツイートは全部自分宛にリプライしてあるので、興味のある方はタグ検索して頂ければ芋づる式にズルズルと出てくるかと思います。

 

グリフィンドール:山田、有岡、藤井

ハッフルパフ:中島、高木、圭人、小瀧濵田
レイブンクロー:知念、伊野尾、中間神山
スリザリン:薮、八乙女、重岡桐山

 見やすいようにジャニーズWESTのメンバーには下線を引きました。ここからは各寮ごとに解説していきます。

 

加えて、下の図2つも見るとわかりやすいと思います。(どちらもMajologより)

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(図1)

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(図2) 

 

  • グリフィンドール:山田・有岡・藤井
山田涼介

#ジャニーズで組み分け帽子 山ちゃんは圧倒的にグリフィンドール。ずっとこのタグ考えてるけど、こんなにすんなり決まるのは山ちゃんぐらいしかいなかった。山ちゃんは絶対にグリフィンドール。

 山ちゃんは絶対にグリフィンドールって決めてた!これは言わずもがな、ほとんどの人ががグリフィンドールに入れたくなると思うなあ〜。本人が強く他の寮に入りたいと望まない限りグリフィンドールになるのではないのかなあと。

有岡大貴

#ジャニーズで組み分け帽子 大ちゃんハッフルパフって言ったけど、自分の意思でグリフィンドール行きそうだな〜。ハッフルパフが嫌とかじゃなくて単純に自分が行きたいとか、好きとかでグリフィンドールに入りそう。

#ジャニーズで組み分け帽子 山ちゃんチは代々グリフィンドールっぽいなあ〜。大ちゃんチはグリフィンドールとハッフルパフ混ぜこぜたまにレイブンクローって感じで、大ちゃんが久しぶりのグリフィンドール入って家族でお祝いしてそう。かわいい

 大ちゃんってどこかロン・ウィーズリーみ感じるよね!すごい主観だけど。だけど、ロンは家系がグリフィンドールで大ちゃんは性格がハッフルパフな感じが強めだからハッフルパフよりのグリフィンドール! 

藤井流星

#ジャニーズで組み分け帽子 流星くんはな〜〜とりあえずハッフルパフではないなあ。レイブンクローに置きたい気持ちはあるがストンとこないから多分違うんだろうな。ただ、グリフィンドールに置いたらレイブンクロー寄りになるし・スリザリンに置いたらハッフルパフ寄りになる

#ジャニーズで組み分け帽子 ちょっと見返したら最初の方で流星くんはハッフルパフかレイブンクローって言ってて自分に笑った。流星くんはレイブンクロー寄りのグリフィンドールだなあ。レイブンクローっぽいんだけど、とりわけ頭いいとかじゃなくて(失礼)切り開く力はあるからグリフィンドール

  流星くんってどこか掴めないところがあるっていうか当たり前だけど、知っても知っても知らないところが増えてく感じがすごくあるんですよね。だから、少し迷いました。少しだけ。結果的に流星くんはレイブンクロー寄りのグリフィンドールにしました。流星くんにはよく、熟考して発言している節や色々考えているんだなあっていう節がたまに見られるのでレイブンクロー寄り。自分のしたい仕事などを口にしてどんどん手に入れていくところもあるので、グリフィンドールに。

 

  • ハッフルパフ:中島・岡本・高木・濱田・小瀧
中島裕翔

#ジャニーズで組み分け帽子 んで!裕翔くんが案外難しい〜。と言っても、レイブンクローかハッフルパフかなんだけどね…外向的なところを取ればハッフルパフなんだけど、ふとした現実主義っぽいところがレイブンクローに入れたくなる

#ジャニーズで組み分け帽子 でも、前述したスリザリンの基準?でいけばスリザリンでも全然行けると思うんだよね。裕翔くんは。ただグリフィンドールっぽくはない。裕翔くんは何となくセドリックっぽいから

 裕翔くんってすーーーっごいセドリックっぽい!わかる人にはわかると思う!みんなの人気者っていうフレーズが似合う感じが何とも…。ピングレで悩んだ話などそういう面もみられますが、すごく明るい一面もあるところからしてやっぱりハッフルパフだなあって思いました。たまに出る育ちの良さだったり、エリートな感じがスリザリンっぽいのでスリザリン寄りのハッフルパフかなあと。

岡本圭人

#ジャニーズで組み分け帽子 薮くんはスリザリン。光くんはハッフルパフ寄りのスリザリン。知念くんはスリザリン寄りのレイブンクロー。圭人はハッフルパフ。

 圭人はハッフルパフ。もうなんかわからないですけど圭人はすごくハッフルパフ感が出てる気がするんですよ。性格・能力ともにハッフルパフにとても当てはまる気がするのでハッフルパフ。

高木雄也

#ジャニーズで組み分け帽子 大ちゃんはグリフィンドール寄りのハッフルパフ。伊野尾くんはレイブンクロー。高木くんはスリザリン寄りのハッフルパフ

 見た目でスリザリンにされがち。だけど、誰もが知っている通り優しいお兄さんで無邪気な少年である意味ムードメーカーな部分もあるんじゃないのかなあと。

濱田崇裕・小瀧望

#ジャニーズで組み分け帽子 はまこたはハッフルパフ!でものんちゃんはグリフィンドール寄りっぽそう。淳太くんは絶対にレイブンクロー。お家が代々レイブンクロー時々スリザリンって感じがする。

 はまこた。ここはもうセット!はまちゃんを見つけたのんちゃんはそのまま懐いて二人はニコイチに〜♡二人の醸し出す雰囲気がもうすでにハッフルパフだよね。でも、はまちゃんは何寄りでもないハッフルパフ。のんちゃんはグリフィンドール寄りのハッフルパフ。負けず嫌いなところとか、垣間見える意思の強さが何よりもグリフィンドールな証拠だよね。

 

  • スリザリン:薮・八乙女・重岡・桐山
薮宏太・八乙女光

#ジャニーズで組み分け帽子 薮くんはスリザリン。光くんはハッフルパフ寄りのスリザリン。知念くんはスリザリン寄りのレイブンクロー。圭人はハッフルパフ。

 

  二人ともすごい職人気質。そういう面を取ってスリザリンに。でも光くんだけはハッフルパフ寄り。ハッフルパフとも迷ったけど、でもベースのこととか色々。そういう面でスリザリンだなあと。

重岡大毅

#ジャニーズで組み分け帽子 残り重岡くんと照史くん…本当に難しい!!!重岡くんは、パッと見すごいグリフィンドールっぽいんだけど真面目さというか真摯というかそういう姿勢で仕事に向き合ってるのを垣間見るとスリザリンかなあって思う。ちょっとレイブンクロー寄りかなあ

#ジャニーズで組み分け帽子 だから、スリザリンかグリフィンドールかは本人の意思とどっちに入った方が力を伸ばせるかなんだけど。重岡くんって置かれた場所で綺麗に咲く花なイメージがすごくあるんだよね……だからすごく迷う。

#ジャニーズで組み分け帽子 重岡くん、職人気質っぽいところあるからレイブンクロー寄りのスリザリンかなあ〜。地頭がいい人だと思うの。前も言った気がするなあ、これは(笑)

 重岡くんはもう全てが上記のツイートに書いてあります!以上!

桐山照史

#ジャニーズで組み分け帽子 最後、照史くん!!照史くんはレイブンクロー以外だなあ〜。個人的に重岡くんに性格面で似てるなあって思うことあるから、ハッフルパフ寄りのスリザリンな気がする…。

#ジャニーズで組み分け帽子 (この話をするのはあまり好きじゃないけど)デビューの時の話を聞いた感じだと、グリフィンドールみたいな感じはしないから、やっぱりハッフルパフ寄りのスリザリンかなあ。んー、でもハッフルパフに入った方が力が伸びそうだしあっくんハッフルパフ好きそう(笑)

 照史くんは基本的にハッフルパフだったりするところがあるけど、繊細なところとか保守的なところが少しスリザリンかなあ……。ハッフルパフって最後に書きましたが、やっぱりスリザリンです!

 

 

まとめ 

結果的に JUMPはハッフルパフが多くて、WESTは上手い具合に分かれたのかな〜なんて。まあ、本当に個人的なアレですけど。JUMPにハッフルパフが多いのが、競い合っていたのに最終的に仲良くBBQしちゃうJUMPらしくて何だかいいなあと思いました。WESTは、これも本当に私にはこう見えてるってだけなんですけど。強いもの・光が集まって一つになってるなあって、そんなイメージです。

 

 

 

*1:組み分け帽子はスリザリンでもいけると言ったが、本人はスリザリンだけは嫌だと強い抵抗を示した。

*2:本意は知りえないので

「ついて来てください」の真意

 
アイドルは、少なくともジャニーズのタレントたちは、コンサートの最後によく「ついて来てください」と言うことがある。
 

一種の社交辞令のような挨拶のようにも聞こえる。他にも、「これからも同じ景色を見てくれますか?」*1やその言葉はタレントによって様々だ。

今までコンサートに行くたびに「行くいく!そんなに不安がらなくても着いて行くに決まってるじゃん!」そんな風に思っていた。大概、コンサートの最後に言うものだから気持ちが最高潮に高まっているほとんどの人はそう思うだろう。

だがつい先日、「ついて来てください」の真意を知った。私が思っていたよりも、ずっと大変だと感じたのだ。

 

それは一昨日、10月22日の明朝。

こちら*2の暑さに眠れずいつものようにTwitterのTLをダラダラと流し見をしていた。ジャニオタ以外のアカウントから戻ってきたとき衝撃的な文字の並びに頭を抱えられずにはいられなかった。

 頭を抱えるとはこのことかと、実際に自分の頭を抱えながらどこか冷静だった。けど、私の感情はTLに並べられた文字列とは異なったものだった。

 

まさしくもこれだ。「余命宣告された気分」だった。自分だけでは事の重大さを抱えきれず思わず友達にLINEをした。

 

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実際に送ったLINEのトーク画面である。

 

その後、Twitterにもこのようなことを呟いている。

 

 嬉しいという感情よりも先に「あ、置いて行かれる」と思ったのだ。

今まで着いて来たつもりだった。約8年。着いて行けてたかもしれない。途中で離れたり、近づきすぎたり*3しながらも。リリースが全然なくたって、コンサートばっかりしてたって。テレビに全然出てなくて「え、Hey!Say!JUMP最近テレビ出てる?」とか言われたって。絶対にいける。大丈夫だいじょうぶ。と自分に言い聞かせながらもずっと見て来たつもりだった。

 

たぶん、一ミリも想像していなかった事に自分がキャパオーバーしていたのだと思う。

誰しも「冠番組を持って、レギュラー番組もあって」とか「ドラマに出演して」とか少しはグループ・自担(好きな人)の未来を少しは期待し想像するものだ。私だって想像していた。だけど、ビックリするほど、自分の中で「カウコン」という未来は全く想像できていなかったのである。

 

前述で「置いてかれる」と表現したが、決して「置いてかないで」とは思わなかったのだ。

同意のリプをもらったが、私はどうしても其れに相容れなくて。直接答えるのも、大変申し訳ないが失礼な気がして*4このような形になってしまった。

後ろを着いて走っているつもりで、彼らに着いて走っているつもりで。あれ?苦しい。と思ったら実は自分の息が切れていた。みたいな、そんな感覚だ。

でも、「ファンの人が着いて来れていない!」といって振り向いて立ち止まって・追いつくのを待っていて欲しい訳ではないのだ。寧ろそのまま前を向いて突っ走って行って欲しい。走って走って、前だけを向いて走り続けてもっともっと大きくなってほしい。

街中で「このグループの名前は?」と一般人に聞いたら「Hey!Say!JUMPでしょ」とさも当たり前かのように答えられたり。「このメンバーの名前は?」と聞かれた一般人が、少しは間違えたり考えながらも半分は答えられたり。そんな世界がみてみたいのだ。

 

JUMP京セラカウコンから一夜明けて(正確にはその日の朝)、寝たことによって咀嚼し整理できたからなのか思っていたよりもずっと晴れた気分だった。

起き抜け一番にChau♯のMV・メイキングを見た。

 可愛い、かわいい、カワイイ。どこをどう取っても、まるっと丸めてみんな可愛い。これを可愛いと言わないで何を可愛いというのだ。たった一つのMV・メイキングを見るだけで元気になれるのだからアイドルすごい。オタク楽しい。楽しすぎるでしょ!!

昨夜、一番に嬉しいと思えなかった自分を恨むほどで実際は何も考え込むことなんて無かったのだ。私には彼らが見えているかもわからないところで、ひっそりと応援し続けることしかできないのだから。ただただ、可愛いかわいいと愛でるだけでいいのだ。何も難しく考える必要はないのだ。難しいことは全部オトナやそういうことを考えるのが好きな人たちに任せればいいのだ。

 

彼らがコンサートの最後に放つ「ついて来てください」

どんな深い意味も存在しないかもしれないし、何の気なしに言っているのかもしれない。真意なんてものも存在しないかもしれない。

だけど、それは「(僕たちはいつか・どこかで・スピードを上げるかもしれない。そのタイミングは僕たちにもわからないけど。だけれども、息切れをしないように・余裕を持って)ついて来てください」なのかもしれない。

これはもちろん私の考え・想像であって実際とはかけ離れているかもしれない。

アイドルを追いかけるのなんて、長距離マラソンだ。もしかしたらフルマラソンに近いのかもしれない。フルマラソンなんて走ったことないし、マラソンも最大5キロくらいしか走ったことはないが…。私は配分を見誤ったのだ。きっとペース配分を間違えたのだ。みんながみんな喜ぶなか、こんなことを思っているのは私くらいにすぎなかったけどある意味よかったと思う。これからはもっとゆっくり、色んな意味で余裕を持って彼らが言うようについて行ければいいなと思う。 

 

*1:これは間違っていなければジャニーズWEST桐山照史くんの言葉

*2:日本ではない海外にいます

*3:近づきすぎな状況がどんなものかはわからないけど。

*4:直接リプを返さないのも失礼だが…本当にすみません。

JUMPのCARnivalに参加してきた 〜行動編〜

※これは私の海外に旅立つ前の長くて長くて長い遠征日記である※

 

 

2015年7月25日、ついにこの日がやってきた。

 

Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival

 

ツアー初日である。

正直、流星くんにかなり傾いていた私は「今回次第で茶の間入りかもな…」と考えていた。

 

去年のsmartは「来年、もしコンサートがなかったら会えないかもしれない…」と思いながら(色々ありすぎながらも)1ツアー友達や知り合いの方に協力してもらいながら自分史上最大に入らせてもらった。本当に感謝してもしきれない。

 

だけど入っておいてよかった。本当に。

いざ今年になって、アルバム発売があって、コンサートがあって。

実際に色んな予定を組み合わせても仙台公演にしか行くことができなかった。

本当は福岡だって大阪だって、行けるものなら行きたかったがやはりそう言う訳にはいかなかった。

いくらオタクをやっているからといって確実に自分の為になるものの機会だけは逃したくない。自分が我慢すればいいだけの話。

親も喜ぶし、それに勉強ができない自分への償いでもある。せめても、みたいな。

我慢した後に良席が来ることは確信があったので*1今回もそう思って頑張ろうって。

 

話が逸れた。カーニバルの話だ。

ここからは行きの新幹線からつらつらと書く。長いと思う。たぶん。

海外に行く前最後の日記だ。覚えておけ自分。

 

あまりにも長くなってしまったので、行動編・コンサート編の2つに分けた。

 

7月25日《ツアー・仙台 初日》

 

・新幹線にのるため東京駅に向かう。

遠征するときは移動が楽なのでいつもキャリーにする。うちわはいくら当日でも手持ちの鞄には入れずキャリーへ。絶対に。もしかしたら心の底で「オタクだと思われたくない」と考えているのかもしれないが、ぶっちゃけ手持ちの鞄に入っていると邪魔だから。だが今回はいつも使うキャリーを友達と一緒に大阪へ遊びに行った時に壊した(壊された)ため、仕方なく中学のとき修学旅行で使ったボストンバックを引っ張りだして来た。海外に行く前で新しいキャリーを買う余裕もない。とりあえず、うちわは入ったのでよかった。

ちなみに、遠征必需品はQPコーワゴールド。まだハタチだけど夜寝る前に、明日にも疲れが響きそうだなって思ったら必ず飲む。え?って思うよね?私も思う。だけど、遠征って何回来てたとしても馴染みの土地じゃないし、色々ストレス溜まるし、体も疲れてるし。結構オススメです。あとは団扇直しセット、ボディケアセット、部屋着くらいかな。そんなに特記することはない。スマホの充電器はいつも持ってるし。

 

・新幹線はいつも乗車駅・降車駅・自由席だけ指定して購入。

みんなできるだけ安いのを買ったりしているみたいだが、時間に間に合わなかったり〜だとか。長時間の移動で座れない方が大問題なのでパス。自分にストレスをかけないためのリスク回避。

夜行バスは一人で乗るのが嫌なのと、到着時間がしっかりしてなかったり。昨今の夜行バスの事故などをみて「遠征ため夜行バスに乗ったら死にました。」なんて風に親に知らせたくないからだ。これもリスク回避。まあ、親に遠征してるなんてことを言ってない節も一理あるが。

 

・東京駅から乗って、仙台駅へ。

仙台駅構内で2日間お世話になる知念担を見つけ駆け寄る。正直ここらへんは曖昧。

ホテルの方面が同じだったため途中まで一緒。2人とも昼食を取っていなかったため荷物を預けたあと再度、気になるお店の前で待ち合わせ。

今回のホテルは三井ガーデンホテル仙台。かなり奮発した。かなり。

レディースパックで宿泊。2万くらいした。大学生にとってはかなり痛手だったが今年はこれが最後だしいいかなって。今度はどんな理由であれ安くて綺麗なところに泊まろうぜ、自分。でも、ホテルがすごく綺麗だし、朝ご飯のビュッフェも、フロントの対応もすごく良くて決して失敗では無かった。やっぱり女性の宿泊客が多いみたいで『今日何かジャニーズのコンサートでもあるんですか?』って。「Hey!Say!JUMPのコンサートがあるんです」『そうなんですねえ〜。』って少し会話。楽しんできてくださいねって、それだけでもすごく嬉しいよね。

1人遠征はsmartのとき散々したのでだいぶ慣れた。寂しいっちゃ寂しいけど、一人なので楽な部分もまあある。現地で友達と必ず会うから寂しいのは公演後くらい。

 

・お昼ご飯

昼食は海鮮丼と牛タンのセット。

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これがまた美味しくて美味しくて。人気なのか入店前少し並んだ。牛タンは焼き肉でもマストリスト、その中でも上位に割り込むくらい好きなので仙台は天国だ。光くんありがとう、私を牛タン天国に導いてくれて…。

 

・駅に向かって噂のずんだシェイクを購入。

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え、え…何これぇええええええ!!!予想以上の美味しさに2人して感動。もっとずんだずんだしてるのかと思ったらそうでもない。枝豆の粒が程よく残っていて、かなり飲みやすくなっている。その場で明日も必ず寄ることに決定。仙台に行ったら絶対に飲んで欲しい。マスト of マスト。仙台以外は東京駅と西方面には大阪に一店舗ずつしかないみたいだ。非常に残念。

 

・仙台ではおなじみ?バス乗り場へ向かう。

これが駅から少し離れてるし、初めての人はちょっとわかりづらいと思う。

だけど、オタクだと思う人に付いて行けば絶対に着く。オタクあるある。

バスの往復券は事前に買っておく。少しは安いし、係の人とあれこれやる手間も省けるのでこれもマスト。バスに乗り込む。が、できれば避けたかった補助席…。宮城セキスイハイムスーパーアリーナまでは約40分ほど。何だかよくわからない、オタクの仲間じゃないアウェー感が好きではない。補助席はちょっと精神的にきつい。

 

・会場に到着

ツアー初日のためグッズ列に並ぶ。が、暑い。列が仙台にしては(失礼)長い。いつもこんなんじゃなかった。

日傘を駆使するも地面からの照りつけがすごくて…。

列は長かったものの、思っていた時間よりは並ばなかった。よかった。

小体育館みたいなところがグッズ売り場になっている。少しだけ空調が効いていた。でも暑い。グッズ販売の人大変だろうな。グッズは手分けして買った。これ、WESTのときからやり始めたのだけどいいね。今度からそうする。オススメ。今回買ったのは、

・ペンライト

・パンフレット

マスキングテープ

たぶんこれだけ。フォトは珍しく買わなかった。買わなかったのに何故だか後悔してない。たぶんパンフの容量が多いからそれでかなり満足したのだと思う。いつものマストセットはペンラ・パンフ・うちわ・フォトなのだが、WESTも好きになり始めてからセーブしたのだ。複数のグループを応援してる友達に相談している。そうじゃないと無駄に色々買ってしまう。今回も「予備にマステ2個にしようかな…」とぼやいたら一緒にいた知念担の人から「いらなくない?」と一言。まあ、確かにそうだ。家には腐る程マステあるしな。

 

・入場

グッズを買って、暑かったので早いがそのまま会場にイン。

今回は下手スタンド最後列。初日だし、明日の席がすごくいいから上から見ておこうって。入って思ったのが「何か若い子多くない?」いや、私も20代前半の端くれだがそうじゃなくて中高生が多い感じがした。smartのときも思ったがこんなに気にするほどではなかった。うん、多い。

下手といえば、光くんMC時側。割と好きである。というか自チケが何故か下手側が多い。というかほとんど。 仙台はスタトロが通るけど今回はどうだろ。いかんせん、ツアー自体も初日なので検討つかず。でも、まあ通るだろみたいなスタンスで。光くんが来るかはわからないが。

 

・退場〜バスに乗るまで

仙台っていつもこの退場してからバスに乗るまで。特にバス列に並んで、バスに乗るまでに時間が掛かってた気がするんだけど今回そうでもなくてビックリした!結構するする列は進むし、今回すごくスタッフさんの手際がよかったよね?スタッフさんがプレート持ってオタクを引き連れてバスに連れて行くの端から見たら面白かった。あれ、甲子園の入場みたいな。甲子園見たことないけど。

 

・夜ご飯

夜ご飯も美味しかった〜!コンサート終わりに2人でお酒飲みながらご飯とか、すごく幸せすぎて何だか夢心地気分だった。お酒飲みながら、美味しいもの食べながら、その日のコンサートのあれこれについて喋って。結局、何について喋ったのかよく覚えてないけど(笑)

 

・帰り〜就寝

帰りはコンビニで次の日の分の、バスの往復チケットを買って。あとは、お酒と美味しいものを食べたから申し訳程度にフルーツとアイス、チョコラBBスパークリングを購入。でも、アイスでプラマイゼロになっちゃうか(笑)チョコラBBスパークリング。これ、私前日にお酒飲んでたり・すっごい疲れたりしてると次の日起きられなかったりするんだけど。これを寝る前とかに飲んでおくと、お酒も疲れも響かなくてとても良い。だから次の日に何か起きなきゃいけない用事があるときは絶対に飲んでる。

 

7月26日《仙台 2日目》

 

朝ご飯食べて、ゆっくり準備して、リッチにフロントに頼んでおいたタクシーで駅まで。またまた運転手さんから『何かコンサートあるんですか?』って。ちゃんとHey!Say!JUMPって言って、光くんのことも宣伝しておいたよ!!!

駅構内のロッカーに荷物を預けたかったので探しまくる。さすがにどこもいっぱいだったけど、最後の最後に見つけたーーーー!!ここはさすがに盲点だろうな。見つけてよかった。今度からここ使う。

ずんだ茶房で軽食して、お昼は食べずにそのまま会場入り。お昼はたぶん食べなかったと思う。

 

会場着いて、会う人に会ってアリーナだったから早めに会場入り。良席の時、早めに会場入りしない落ち着かないタチなので…(笑)

帰りのバスもスムーズだった。これからもたぶんこんな感じになるよね、きっと。お願いします。

帰りは、荷物受け取って所謂「参戦服」を着てたので着替えて新幹線の時間までお世話になった知念担の人としばし談笑。コンサートまでほぼ月一で会ってたからしばらく会えないなんて悲しくて2人で涙(笑)ついでにバクステ当選ごっこもしておいた(笑)

本当に楽しかったです。ありがとうございました。>私信

新幹線に乗る前には牛タン弁当を購入。

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これ!ちょっぴりお高めだったけど、美味しかったよ!!次行ったときも絶対に帰りに買おう〜っと。

 

お土産は特に学校の友達にも買わないかな〜。お金に余裕があったて、気が向いたときだけ。本当に。

今回はツアー始めってこともあって(?)公演時間短くて、帰宅時間が遅くならなすぎてよかった。満足。

 

 

次はやっとこさ、コンサート本編。

 

*1:自分名義がたまたまそうだっただけかもしれない。でも、大学受験期にJUMPのアジアツアー・光くんの出演するDREAM BOYSを我慢した。死ぬほど行きたかった。特にドリボ。だけど年始に発表されたジャニワだけは行くと決めていたので、入る4日前にいつも苦い顔をされる親に言っても何のお咎めもナシ。席はまさかの最下手最前・目の前にステージ・ぼっちだったので左横にはステージだけで誰もいなかった。

私にとっての担当

 

最近「担当」についての記事をよく見かける。

 

どれも重いというか、大事というか。でも、人それぞれだからいいと思う。

思うけど人のものさしで、自分の楽しみを十分に楽しめなくなるのはまた話が別だと思う。

 

私が思う「担当」とは「うちわを持ちたいと思う人」である。

 

そんなに気負いしないで、もっと楽に考えていいものなのではないか。それに気づいたのは私が藤井流星くんを好きになり始めてからである。私は流星くんを好きになるまでずっと光くんが好きだったし、コンサートでは光くんのうちわを持っていた。他のメンバーを見て可愛いとかカッコいいとか、そういう類いの感情を持ち合わせても「うちわを持ちたい」という気持ちにまでは至らなかった。だけど、今回は違ったのだ。同じグループじゃなかったからかもしれない、けど万万が一2人が同じグループにいたとしても流星くんのうちわを持ったかもしれない。まあそういうことになればいよいよ「担降り」という言葉が出てくるだろうけど。

今まで見て来たブログでは、「責任」とか「絶対に」とかまるで書面上で交わされた約束のように感じた。もちろんそれらを否定したいわけではない。いいと思う。個人の自由だし。だけど担当が「うちわを持ちたいと思う人」である私からすればちょっと重すぎではないだろうか。別にタレントと直接約束を交わしたわけではないし、ファンの一人が他の人に乗り移ったところで彼らには何の影響もないだろうし。…まあ、これはちょっと否定的すぎるけど。ファンの担降りとかを紙面やネット上で素焼きとか浮気とk言っている人もいるけど*1それはそれで楽しいし私は割と好きだ。

いわば、自分自身のモチベーションなのだろう。「私はこの人を応援しているんだ!」「私の応援するべき人はこの人なんだ!」みたいな。色んなところに目を当てているよりも焦点を絞った方が色々見やすい場合もあるし。

 

正直、私は「担当」っていう言葉よりも「掛け持ち」という言葉の方が嫌いだ。こっちは好きな人を増やしているだけなのに。「掛け持ちです」と言った瞬間に嫌な顔をされたり「じゃあ元々好きだった人は好きじゃなくなったのね」みたいな。全然そんなんじゃないし、好きなものが増えただけだしっていつも思う。ハッキリ言う。私は担降りしてもないし、掛け持ちでもないし、強いて言うのならば「担増し」だ。

 

うちわは自分が持てるだけ持てばいいと思う。

何本も持てるけれど一本しか持たない人がいれば、手一杯にうちわを持ったっていいと思う。個人の自由だ。タレントとオタク(ファン)の私たちに契約なんて存在しない。勝手に自分で自分の楽しみに制限をかけているだけだ。

 

ブログのタイトル*2にもなっているけど、好きなものは好きなだけ好きになっていいのだ。

 

 

*1:ええ、あなたの思い浮かべているその人です。

*2:執筆当時のブログタイトルは「好きなものを好きなだけ」でした。

殺風景が私に残したもの

※10/9追記

 

テレビから銃声が聞こえた瞬間、あの時の記憶がぶわっと蘇った。

 

本当に微かな火薬というか焦げ臭い匂いと煙草の匂い、客席までもを飲み込む張りつめた空気。

一瞬にして舞台「殺風景」の世界が私を、再び 包んだのだ。

その時に初めて、「殺風景」が私に残したものの大きさを感じた。

今でも、キーボードをタイプする指が何となく震えている気がする。

 

大好きな八乙女光くんの初主演舞台。それも外部、所謂ストレートプレイで。ずっとこの時を待ち望んでいた私は嬉しくてたまらなかった。光くんが、光くんの好きな仕事で、どんどん私達・好くなくとも私の夢を叶えてくれるこの瞬間がとても好きだ。

 

なぜ1年以上経った今更、「殺風景」について書こうと思ったのか。

それはこれだけ時間がたった今でも、ふと「殺風景」のことを思い出すからだ。

観た人ならばわかると思うが決して後味のいい舞台ではなかった。

殺し、殺され、自害し、笑って、狂っていた。

見ているだけでも体力が消耗される。終演後、何度も疲労感に襲われた。高揚してとか、そんなポジティブなものではなく確実にネガティブな感覚だった。

 

光くんはこの舞台で現代の稔、稔の父の青年時代の二役を演じる。

だけど、何故だか私の記憶の中には強烈に稔の記憶ばかりが焼き付いている。

 

舞台冒頭から殺しが始まる。それも自分の友達を。

光くんの演じる稔は草むらに向かって排泄してる友達に向かって銃口を向ける。

一発目、外れて脚に当たる。父にちゃんと狙えとどやされる。

二発目、命中するが即死に至らず。

その後は叫びながら何発か続けて打つ。

舞台上の銃は、始めの二発ほどは空気砲なのかな?会場中の空気を震わせ、少しトラウマになりそうなもので。だけどその後の銃声は劇場のスピーカーからだった気がする。1年以上も前の記憶だと、やはり細かいことを思い出すのは難しい。

 

舞台は緊迫感に包まれたシーンもあるが、所々に笑えるような場面もある。

・友達親子が稔の家に乗り込むシーン

・家族で食事をするシーン

・殺しをする前に家族で缶蹴りをするシーン

・姉のやっているスナックでのシーン

・過去の炭坑仲間と財布を取り合うシーン

・友達の死体をスーツケースに入れるシーン

・稔の母と友達の母が歌うシーン

ざっと思い出せるのはこれくらいだけれども、まるでさっきまでの張りつめた空気がぷすと抜けていくような感覚だった。

だが、笑いのシーンだと思った瞬間、再びまた心臓が痛くなるような。そんな空気に戻る。

殺しをして、笑って。登場人物が狂気に満ちているように感じていたが、それに巻き込まれていた客席もまた狂っているように感じた。会場全体がカオスと化していた。

監督である赤堀雅秋さんは、舞台上だけでなく客席も含め会場全体を狂気じみたこの世界観に引きづり込みたかったのかもしれないと思った瞬間サッと血の気が引いた。

 

稔が殺しの前、車の中で姉に電話をするシーンがある。

始めはまったくどんなシーンだったのか私の解釈が追いつかなかったが。

稔は電話口でショッピングモールに行ったときの話をする。何の脈絡もなく、とにかく聞いてくれと。

あの時の稔は、本当は姉に止めて欲しかったのではないか?これからそんなことをするなんて、一言も言っていなかったけれども。これから、自分も死ぬのを自ら悟り、最後の最後に、ずいぶんと前に姉に縁を切った姉に甘えたかったのではなかったのか。

私にはそんな風に聞こえて。それがわかった瞬間、涙がボロボロとこぼれて止まらなかった。その瞬間だけ、光くんの演じるがほんの少し愛おしく、可哀想に思えた。

《追記》

当時リアルタイムでやってたブログに殺風景のことが書かれていました

 

稔とミチコは、ほぼ行き分かれの姉弟みたいなもので

兄の直也とは血が繋がっていなくて、直也は稔のことをあまり

好きではない恐らくすごく仲がいいわけではなかったと思うんです。

 親はヤクザで「お前が後を継ぐんだぞ」と言われてきたばかりに

甘えることもできず、殺人を犯す直前にせめてものもがきというのか

最後の最後にお姉ちゃんに甘えたかったのかなと

 

舞台後半、冒頭のシーンに戻るのだが姉の電話のあとシーン。

私には稔の叫び声が助けを求めているかのようで、思わず耳を塞ぎたくなった。

耳が痛い。まさしくも、その表現が的確だった。

《追記》

後は、殺人を犯すとき稔は自分から進んで殺そうとするんですよね。

 

それが忠実に表れてるシーンが母のマリが殺そうとためらうときに稔が

「母ちゃん、俺がやっちゃろか?」って声をかけるところなんですけど。(セリフはニュアンスです)

 

稔は、父の国男にも直也にも「お前がやれよ」と言われても少し拒否?反抗?するんですよ。

「なんで」って。「俺ばっかじゃなくてお前がやれよ」って。

でも、母親のときだけ「俺がやってやろうか?」っていうんですよね。

 

稔は確かに、乱暴だし気性だって荒いんですけどそのシーンに稔のすべての優しさが表れていて個人的にウルウルポイントでもあります。

 

でも、殺したあとに苦しそうな顔をするんですよね…なのに「俺がやろうか?」とも言うし、自分から進んで殺そうともする。そこが未だに謎でたまりません。

 

劇中のセリフに、現代の国男がひかるくん演じる過去の国男に犯行中に国男が稔に「お前は俺たい。俺はお前たい。」っていうのがあるんですど、それも少しは関係あるのかな~って。

 

 

私が殺風景で見た光くんは、残酷で、醜くて、怖くて、臆病で、なのに何処か強がりで孤独で。ほんの少し愛おしくて、なんて思う私も大概「殺風景」に飲み込まれ狂った人の一人なのかもしれない。

舞台上の光くんは大嫌いで大好きな光くんだった。

 

 

藤井流星くんを好きになりました。

 

今でもあの衝撃は鮮明に覚えている。

 

初めて【担当】というものを持った八乙女光くんのように落雷*1ような激しく強いものでは決してなかったが、今まで感じたことの無いような心の、胸の奥底からグワーーーっと沸き上がるものを確かに感じたのだ。

 

それは「育ジャニ!」の第2弾でのOPで流れた、銭湯の湯船に浸かったまま手招きをする流星くんを見た瞬間だった。

 

私の地域は育ジャニが見られる地域ではなかったが、確かフォローしている人のRTで回ってきたVineを見たときだったと思う。今思えば、RTしてくれた人と現代のネット・SNS社会に感謝しかないのだ。流星くんに出会わせてくれてありがとう。ありがとうサンキュフォー・世界中へとハグ。

 

たったの6秒。

 

銭湯に浸かった世界で1番カッコ良くて可愛い流星くん(以下、流星くん)が、カメラに近づいて、手招きをする。この一連の動作だけで落ちたといっても過言ではない。

Vineは自動的に繰り返されるようになっているが、6秒が経った瞬間スマホの画面をタップしたのを今でも覚えている。

自分でも何故この流星くんなのかよくわからない。

 

イケメンの半裸にときめいたから?金髪が似合ってたから?顔の彫りが深かったから?

 

そういうことじゃない、そういうことじゃないんだ。

何度考えたって、何度言葉で表そうしたって、私に語彙力があって、それを駆使したとしてもこの感情を表すことはできないと思う。

 

例えて言うのならば、

火山のマグマがふつふつと噴火口に向かい、ゆっくりとドロドロ溶岩を流しながら山脈を下って行くようなそんな感じだったのだ。

あつくて、あつくて、溶けそうだった。

 

 

なぜ、ジャニーズWESTがデビューして約1年ほどが経ったこの瞬間なのか。

 

デビューして落ちるまでの約1年、とりわけ流星くん及びジャニーズWESTのことを避けていたわけではないしむしろ「恐ろしいグループがデビューしてきた…。JUMPだって負けてないぞ!」くらいの気持ちで見ていた。それに、ジャニーズWESTがデビューする前から私は流星くんのことを知っていたし、そう考えると落ちる可能性のあった瞬間はいくらでもあったのだ。

 

そのことについて、以前からTwitterでフォローさせて頂いているよきさん( よき (@esp__) | Twitter )が行っていた「人が藤井流星くんに落ちる瞬間。」というアンケートに参加させて頂いた際に自分でも若干引くほど書いている。

 

jetstarmine.hatenablog.com

(よきさんにURL掲載の許可を頂きました。)

 このページの項目「★テレビ」の上から11つ目の★である。 

そんなとき迂闊に見てしまった流星くんの温泉手招きVine。本当にぎゅーーーっと痛いくらいに胸を胸を鷲掴みにされたんです!!!もうそれを見た瞬間「私、この人に降りる!!!」ってなりました。(前述に少し書いたのですがJUMP担でしたので…今はカケモしてます。)でもそれから2015の1月あたりのなにわに行きたくてもさすがにまだ現場に行く勇気は出ず、ズンドコパラダイスの通常を買いWESTの歌声に引かれ。パリピポ(アルバム)初回特典のリリパでがくんと落とされ。GWのパリピポ(コンサート)で流星くん及びWESTのポテンシャルの高さに惹かれ完璧に落とされました…。

人が藤井流星くんに落ちる瞬間。アンケート結果発表 - 月曜9時のparty people

 今読み返すと恥ずかしいし、誤字ってるし、どんなテンションでアンケートに答えたのか自分に問いただしたくなる。とりあえず落ち着け自分。

ただ、 ここから読み取れるのは流星くんに落ちるまでのターニングポイントが4つあることだ。

 

・育ジャニ!銭湯手招きVine

・ズンドコパラダイス通常盤購入

・パリピポ(アルバム)購入特典のリリパ

・横アリで開催されたパリピポ

 

三段落ちならぬ四段落ちである。

 

・第一ターニングポイント:育ジャニ!銭湯手招きVine

育ジャニ!で、「私、この人に降りる!!!」と書いてあるが実際には前述したような感情であった。

長年、光くんだけを応援してきて誰からも責められるわけではないのに無駄な罪悪感を抱き流星くんへの気持ちは見てみぬフリをしていたのだ。

だけれども気持ちは確実に揺れ動いていて、今まで登録していなかったJr.情報局のメールアドレスを友達に聞き登録した。

新年明けにあった「なにわ侍団五郎一座」も行こうか迷い某流通セ○ターにて検索までもをかけていた。だけれども、当時は現場に足を運ぶ勇気が出ずそこで思いとどまった。

 

・第二ターニングポイント:ズンドコパラダイス通常盤購入

ズンドコパラダイス(以下、ズンドコ)を買ったのはジャニーズWESTがMステに出演した後だったと思う。キラキラ、というかギンギラ銀な衣装を着て踊る7人を実家で「ご飯の用意してー」という母の声を背にしたままハタチになってまでもテレビに齧り付いていたのだ。思えば録画予約もバッチリしていた。

その後、家に帰り近くのタワレコでズンドコを手に取ってレジに持って行ったのだ。

日々流れるJEのCMの影響もあって、実はMV&メイキングが付いていた初回盤を買おうとしていたのだがもちろん残っているはずもなくて「まあ、曲が聴けるだけでもいいか。」と思い通常盤を手にしたのだ。

だけれどもズンドコを買った影響は思いのほか大きかった。

流星くん、というよりも「ジャニーズWEST」にどっぷりハマった一つの要因である。

カップリングとして一緒に収録されていた「SAKURA〜旅立ちのうた〜」

イヤホンから流れ出すそれは、スーッと紅茶の中で砂糖が溶けるようなそんな感覚だった。

自分が思っていたよりも流星くんのパートは少なくそれでも印象強く耳に残っていた。

ジャニーズWESTがこんなに歌が上手いなんて知らなかった。今までその事実に気づけなかった・知らなかった自分に相当なショックを受けた。

ジャニーズWESTは歌が上手いと思う。私は全くの素人だがそう思うし、6〜7年仲良くさせて頂いてるJUMP担の友達(兼ヅカヲタ・舞台は種類問わず観劇)に「聴いて・見てください!」と間違ってポチってしまったパリピポ(アルバム・リリパ付き)を半分押し付けてしまったくらいだ。その人から「歌が上手いね」と返ってきたときの私の嬉しさといったら言いようにも無いほどである。

ちなみに、今必死にジャニーズWESTに落とそうとしていて「絶対に楽しいですから!」と次の現場があった際、一緒に入る約束まで取り付けて来た。照史くんには是非とも頑張ってほしい。

だいぶ話がそれたがこの時点で、ほとんど流星くん・ジャニーズWESTに落ちていたのだと思う。

 

・第三ターニングポイント:パリピポ(アルバム)購入特典のリリパ

 リリパは私にとって”コンサートの”ジャニーズWESTを見たときである。

コンサート=現場はオタクの主要活動場所の一つと言っても過言ではないと思う。

これでも一応8年ジャニヲタをやってきた。現場に入り始めてからは7年経った。*2

その中でも、特に大学に上がってからは「現場*3」に入る数が圧倒的に増えたことからしても自分の中での現場というものの価値が上がっていた。

いくら曲が好きでも、いくらダンスが好きでも、ユニが・自担が好きでも。コンサートの演出・構成が自分の好みと合わなくなれば、大好きな人たちに直接会える数少ない機会が辛くなる。各グループによってグループのポテンシャルも、テーマも、周りの環境・かけてもらえる資金も違うが、その中で最も自分の好きなところにつくのがオタクだ。そんなことは出来るだけ避けたいのは誰しも同じではないだろうか。

そんな中で1stツアーパリピポの前に予習、というよりかある意味お試しコンサートを出来たのはとてもよかった。

だけどそこは完全に沼で足湯程度に浸かってみようと思ったらそのままズブズブと引き込まれてしまった。自分でも予想外だった。初めて踏み入れた関西の沼は思ったよりも緩くて私が入り込むのなんてずっと容易かったのだ。

歌にも、そのカッコ良さにも、JUMPとはまた違った仲の良さにも、その全てに惹かれたのは間違いない。その中でも特に惹かれ、驚いたのは客席に入り込む触れ合いコーナーだ。オタクの中にタレントが入り込むなんて、お腹を空かしたライオンの檻の中にひょいとエサの塊を投げ込むようなものだ。時にはタレント・オタクが危険になることは誰もが予想でき事務所側としてもとりわけ避けたい懸念事項に値するだろう。だけどジャニーズWESTのその潔さはビックリするほどだった。加えて、すごくオタクの手懐け方が上手いなと感じた。これは、実際にツアーに入ったときもそうだったが本当に・実に上手い。飴と鞭の使い方が上手くてジャニタレ・ユニでも上位に食い込めるほどではないのかと思う。

 

・第四ターニングポイント:横アリで開催されたパリピポ

そしてついに待ちに待ってました、初!ジャニーズWESTのコンサート!!パリピポ!!!

ここだけの話、ありがたいことに今年のGWは

 

2日 伊野尾くんの舞台「カラフト伯父さん」

3日 優馬くんソロコン(両部)

4日 パリピポ・グッズに並ぶ【パリピポ初日】

5日 パリピポ参戦(両部)【パリピポ2日目】

6日 パリピポ参戦(両部)【パリピポ横アリ公演最終日】

 

という感じでかなりオタクごとが充実していた。淳太くんに素焼きにされても文句は言えない。

その上、ありがたいことにパリピポも初日以外全て当選し探したりなどチケットにも不自由が無かった。加えて、席も「舞い上がらずにはいられないだろ!!」な良席だった。幸か不幸か、ここ数年東京ドームで行われて来たJUMPのコンサートも行われず後ろめたい気持ちももたずに十分に楽しめた。

これは、私の運が良かったことを自慢したい訳ではない。

 

問題はその入ったコンサートなのだよ!!!!

(パリピポについてはこちらでうだうだと書いているのでお時間があればどうぞ…。)

hkr-star.hatenablog.com

 

チケットが届きいざ開封。…あれ、こんなところに席ってあったっけ……?ここ、メンステがあって潰れるところじゃなかったっけ…?届いた公演のうち一枚はアリーナF。番号によっては潰れないところもあるが、私の入る席は明らかにどう考えてもそこは今まで通りであればメインステージが設営されるはずの席だったのだ。そして、一緒に入る友人と座席予想会議スタート。

「チケット届いた!Fだったよ。」『どこら辺か見てみよ!あ〜後ろから2列目だわ…あれ、ここメンステじゃない?』「え、違くない?」『え、でも…。まさか…センステのみじゃない?センステと小島が2〜4個ある感じじゃない?』「でも、WESTまだデビューして2年目だよ」「『まさかね〜〜!』」『メンステに一番近いところじゃない?ほら!メンバーが通るところあるじゃん!』「ああ!そこかもね!もしかしたらタッチとかできちゃうかもね!」

多少の脚色はあるがそんな感じだった。だがいざ会場に来てみれば、ぎょえーーーーーーー!!センステオンリーじゃん!何コレ!びっくらこいた!え!え!?すっげーーーーーーー!!!WESTすげーーーー!!ってくらい内心ビックリしていた。良い意味で勝手に裏切られたのだ。

加えて演出が最高。 セトリも最高。衣装も豪華(布が多かった…)。Jr.コーナーも楽しい。WESTはカッコいいし可愛いし。流星くんの顔がカッコいいし可愛いし可愛いしカッコいいしカッコいいしで感情が大渋滞。コンサート中に「流星くんの顔が好き!顔がカッコいい!顔が可愛い!好き!」と何度叫び呟いたかわからない。一緒に入った友達にはうるさいと言われ非オタの友達には大爆笑された。流星くんが可愛くてカッコいいのは紛れも無い事実だ。嘘はついてない。

話を戻す。

とにかく、私が初めて入ったジャニーズWESTのコンサートは私の予想の遥か上を上回っていて度肝を抜かれた。もちろん良い意味でだ。その度肝の抜かれ方が本当に半端なく「ああ、この人たちはこれからもこうやって、きっと私達のことを楽しませてくれるんだろうな」と純粋に感じ、ただ単純に何よりも「楽しみたい」という私の欲望が勝ってついにジャニーズWEST藤井流星くんに落ちたのだ。 

 

 

人は8.2秒で恋に落ちる*4というが、私は6秒で藤井流星くんに落ちた。

 

人は6秒で恋に落ちることができるし、6秒で恋に落とすことができる。

 

いや、藤井流星くんに人を6秒で落とす力があるのだ。(確信)

それが嘘か真かなんてどうでもいいし、ましてや関係ないし、私は何を言いたいのか自分でもさっぱりわからない。

 

それでも、流星くんが今日もカッコよくて可愛くて生きていれば私はそれだけでいい。

生きているだけでファンサ!なんてよく耳にしていたが今の私にとってはまさしくそれなのである。

 

流星くんのことを見つけられることができてよかった。というか、出会えるような環境にいてよかった。本当に。

オタクだから自担のことが好きなのは誰しもそうだが、ここまで「他の人にも知ってほしい!」と思えるような人に、グループに出会えてよかった。

絶対に楽しませてくれる(楽しい)からおいでよ!と自信を持って人を呼び込めるのはすごく大事だ。

好きになって1年も経っていない私がそう思うのなら、もっと長い人はずっとそう思って来たのかもしれない。

 

私は周りの人より彼らの過去を知らないし、もちろんリアルタイムでその出来事に直面していた訳ではない。ふとしたときに、引け目に感じることもあるがどうしようもない。

私は今の彼らを好きになったのだ。

昨日より今日の方が好き。今日よりきっと明日の方がきっと・もっと好きになってると自信を持って言える。

 

ちょっと重いけれど、私はこれからも彼らへの好きを毎日更新し続けたいと思う。

 

 

 

*1:光くんに落ちたのは2011年7月31日当時TDCホールで開催されていたSUMMARYをアリーナ席通路側で観劇していたとき。それまでJUMPは箱推し状態だったが「LOOK ME 」のうちわを持っていた私と光くんが恐らく目を合わせてくれた時だった。目を逸らしたくてもそらせない、ドキドキするというよりかは怖いという感情に近いような形で正に文字通り光くんにおいては落雷型で担当に至った。

*2:まだまだひよっこだと言う人もいると思うがそこは目をつぶって欲しい。

*3:コンサートのみならず番協を含む

*4:主に男性のことを指すがここではそんなこと気にしない