藤井流星くんを好きになりました。
今でもあの衝撃は鮮明に覚えている。
初めて【担当】というものを持った八乙女光くんのように落雷*1ような激しく強いものでは決してなかったが、今まで感じたことの無いような心の、胸の奥底からグワーーーっと沸き上がるものを確かに感じたのだ。
それは「育ジャニ!」の第2弾でのOPで流れた、銭湯の湯船に浸かったまま手招きをする流星くんを見た瞬間だった。
私の地域は育ジャニが見られる地域ではなかったが、確かフォローしている人のRTで回ってきたVineを見たときだったと思う。今思えば、RTしてくれた人と現代のネット・SNS社会に感謝しかないのだ。流星くんに出会わせてくれてありがとう。ありがとうサンキュフォー・世界中へとハグ。
たったの6秒。
銭湯に浸かった世界で1番カッコ良くて可愛い流星くん(以下、流星くん)が、カメラに近づいて、手招きをする。この一連の動作だけで落ちたといっても過言ではない。
Vineは自動的に繰り返されるようになっているが、6秒が経った瞬間スマホの画面をタップしたのを今でも覚えている。
自分でも何故この流星くんなのかよくわからない。
イケメンの半裸にときめいたから?金髪が似合ってたから?顔の彫りが深かったから?
そういうことじゃない、そういうことじゃないんだ。
何度考えたって、何度言葉で表そうしたって、私に語彙力があって、それを駆使したとしてもこの感情を表すことはできないと思う。
例えて言うのならば、
火山のマグマがふつふつと噴火口に向かい、ゆっくりとドロドロ溶岩を流しながら山脈を下って行くようなそんな感じだったのだ。
あつくて、あつくて、溶けそうだった。
なぜ、ジャニーズWESTがデビューして約1年ほどが経ったこの瞬間なのか。
デビューして落ちるまでの約1年、とりわけ流星くん及びジャニーズWESTのことを避けていたわけではないしむしろ「恐ろしいグループがデビューしてきた…。JUMPだって負けてないぞ!」くらいの気持ちで見ていた。それに、ジャニーズWESTがデビューする前から私は流星くんのことを知っていたし、そう考えると落ちる可能性のあった瞬間はいくらでもあったのだ。
そのことについて、以前からTwitterでフォローさせて頂いているよきさん( よき (@esp__) | Twitter )が行っていた「人が藤井流星くんに落ちる瞬間。」というアンケートに参加させて頂いた際に自分でも若干引くほど書いている。
(よきさんにURL掲載の許可を頂きました。)
このページの項目「★テレビ」の上から11つ目の★である。
そんなとき迂闊に見てしまった流星くんの温泉手招きVine。本当にぎゅーーーっと痛いくらいに胸を胸を鷲掴みにされたんです!!!もうそれを見た瞬間「私、この人に降りる!!!」ってなりました。(前述に少し書いたのですがJUMP担でしたので…今はカケモしてます。)でもそれから2015の1月あたりのなにわに行きたくてもさすがにまだ現場に行く勇気は出ず、ズンドコパラダイスの通常を買いWESTの歌声に引かれ。パリピポ(アルバム)初回特典のリリパでがくんと落とされ。GWのパリピポ(コンサート)で流星くん及びWESTのポテンシャルの高さに惹かれ完璧に落とされました…。
人が藤井流星くんに落ちる瞬間。アンケート結果発表 - 月曜9時のparty people
今読み返すと恥ずかしいし、誤字ってるし、どんなテンションでアンケートに答えたのか自分に問いただしたくなる。とりあえず落ち着け自分。
ただ、 ここから読み取れるのは流星くんに落ちるまでのターニングポイントが4つあることだ。
・育ジャニ!銭湯手招きVine
・ズンドコパラダイス通常盤購入
・パリピポ(アルバム)購入特典のリリパ
・横アリで開催されたパリピポ
三段落ちならぬ四段落ちである。
・第一ターニングポイント:育ジャニ!銭湯手招きVine
育ジャニ!で、「私、この人に降りる!!!」と書いてあるが実際には前述したような感情であった。
長年、光くんだけを応援してきて誰からも責められるわけではないのに無駄な罪悪感を抱き流星くんへの気持ちは見てみぬフリをしていたのだ。
だけれども気持ちは確実に揺れ動いていて、今まで登録していなかったJr.情報局のメールアドレスを友達に聞き登録した。
新年明けにあった「なにわ侍団五郎一座」も行こうか迷い某流通セ○ターにて検索までもをかけていた。だけれども、当時は現場に足を運ぶ勇気が出ずそこで思いとどまった。
・第二ターニングポイント:ズンドコパラダイス通常盤購入
ズンドコパラダイス(以下、ズンドコ)を買ったのはジャニーズWESTがMステに出演した後だったと思う。キラキラ、というかギンギラ銀な衣装を着て踊る7人を実家で「ご飯の用意してー」という母の声を背にしたままハタチになってまでもテレビに齧り付いていたのだ。思えば録画予約もバッチリしていた。
その後、家に帰り近くのタワレコでズンドコを手に取ってレジに持って行ったのだ。
日々流れるJEのCMの影響もあって、実はMV&メイキングが付いていた初回盤を買おうとしていたのだがもちろん残っているはずもなくて「まあ、曲が聴けるだけでもいいか。」と思い通常盤を手にしたのだ。
だけれどもズンドコを買った影響は思いのほか大きかった。
流星くん、というよりも「ジャニーズWEST」にどっぷりハマった一つの要因である。
カップリングとして一緒に収録されていた「SAKURA〜旅立ちのうた〜」
イヤホンから流れ出すそれは、スーッと紅茶の中で砂糖が溶けるようなそんな感覚だった。
自分が思っていたよりも流星くんのパートは少なくそれでも印象強く耳に残っていた。
ジャニーズWESTがこんなに歌が上手いなんて知らなかった。今までその事実に気づけなかった・知らなかった自分に相当なショックを受けた。
ジャニーズWESTは歌が上手いと思う。私は全くの素人だがそう思うし、6〜7年仲良くさせて頂いてるJUMP担の友達(兼ヅカヲタ・舞台は種類問わず観劇)に「聴いて・見てください!」と間違ってポチってしまったパリピポ(アルバム・リリパ付き)を半分押し付けてしまったくらいだ。その人から「歌が上手いね」と返ってきたときの私の嬉しさといったら言いようにも無いほどである。
ちなみに、今必死にジャニーズWESTに落とそうとしていて「絶対に楽しいですから!」と次の現場があった際、一緒に入る約束まで取り付けて来た。照史くんには是非とも頑張ってほしい。
だいぶ話がそれたがこの時点で、ほとんど流星くん・ジャニーズWESTに落ちていたのだと思う。
・第三ターニングポイント:パリピポ(アルバム)購入特典のリリパ
リリパは私にとって”コンサートの”ジャニーズWESTを見たときである。
コンサート=現場はオタクの主要活動場所の一つと言っても過言ではないと思う。
これでも一応8年ジャニヲタをやってきた。現場に入り始めてからは7年経った。*2
その中でも、特に大学に上がってからは「現場*3」に入る数が圧倒的に増えたことからしても自分の中での現場というものの価値が上がっていた。
いくら曲が好きでも、いくらダンスが好きでも、ユニが・自担が好きでも。コンサートの演出・構成が自分の好みと合わなくなれば、大好きな人たちに直接会える数少ない機会が辛くなる。各グループによってグループのポテンシャルも、テーマも、周りの環境・かけてもらえる資金も違うが、その中で最も自分の好きなところにつくのがオタクだ。そんなことは出来るだけ避けたいのは誰しも同じではないだろうか。
そんな中で1stツアーパリピポの前に予習、というよりかある意味お試しコンサートを出来たのはとてもよかった。
だけどそこは完全に沼で足湯程度に浸かってみようと思ったらそのままズブズブと引き込まれてしまった。自分でも予想外だった。初めて踏み入れた関西の沼は思ったよりも緩くて私が入り込むのなんてずっと容易かったのだ。
歌にも、そのカッコ良さにも、JUMPとはまた違った仲の良さにも、その全てに惹かれたのは間違いない。その中でも特に惹かれ、驚いたのは客席に入り込む触れ合いコーナーだ。オタクの中にタレントが入り込むなんて、お腹を空かしたライオンの檻の中にひょいとエサの塊を投げ込むようなものだ。時にはタレント・オタクが危険になることは誰もが予想でき事務所側としてもとりわけ避けたい懸念事項に値するだろう。だけどジャニーズWESTのその潔さはビックリするほどだった。加えて、すごくオタクの手懐け方が上手いなと感じた。これは、実際にツアーに入ったときもそうだったが本当に・実に上手い。飴と鞭の使い方が上手くてジャニタレ・ユニでも上位に食い込めるほどではないのかと思う。
・第四ターニングポイント:横アリで開催されたパリピポ
そしてついに待ちに待ってました、初!ジャニーズWESTのコンサート!!パリピポ!!!
ここだけの話、ありがたいことに今年のGWは
2日 伊野尾くんの舞台「カラフト伯父さん」
3日 優馬くんソロコン(両部)
4日 パリピポ・グッズに並ぶ【パリピポ初日】
5日 パリピポ参戦(両部)【パリピポ2日目】
6日 パリピポ参戦(両部)【パリピポ横アリ公演最終日】
という感じでかなりオタクごとが充実していた。淳太くんに素焼きにされても文句は言えない。
その上、ありがたいことにパリピポも初日以外全て当選し探したりなどチケットにも不自由が無かった。加えて、席も「舞い上がらずにはいられないだろ!!」な良席だった。幸か不幸か、ここ数年東京ドームで行われて来たJUMPのコンサートも行われず後ろめたい気持ちももたずに十分に楽しめた。
これは、私の運が良かったことを自慢したい訳ではない。
問題はその入ったコンサートなのだよ!!!!
(パリピポについてはこちらでうだうだと書いているのでお時間があればどうぞ…。)
チケットが届きいざ開封。…あれ、こんなところに席ってあったっけ……?ここ、メンステがあって潰れるところじゃなかったっけ…?届いた公演のうち一枚はアリーナF。番号によっては潰れないところもあるが、私の入る席は明らかにどう考えてもそこは今まで通りであればメインステージが設営されるはずの席だったのだ。そして、一緒に入る友人と座席予想会議スタート。
「チケット届いた!Fだったよ。」『どこら辺か見てみよ!あ〜後ろから2列目だわ…あれ、ここメンステじゃない?』「え、違くない?」『え、でも…。まさか…センステのみじゃない?センステと小島が2〜4個ある感じじゃない?』「でも、WESTまだデビューして2年目だよ」「『まさかね〜〜!』」『メンステに一番近いところじゃない?ほら!メンバーが通るところあるじゃん!』「ああ!そこかもね!もしかしたらタッチとかできちゃうかもね!」
多少の脚色はあるがそんな感じだった。だがいざ会場に来てみれば、ぎょえーーーーーーー!!センステオンリーじゃん!何コレ!びっくらこいた!え!え!?すっげーーーーーーー!!!WESTすげーーーー!!ってくらい内心ビックリしていた。良い意味で勝手に裏切られたのだ。
加えて演出が最高。 セトリも最高。衣装も豪華(布が多かった…)。Jr.コーナーも楽しい。WESTはカッコいいし可愛いし。流星くんの顔がカッコいいし可愛いし可愛いしカッコいいしカッコいいしで感情が大渋滞。コンサート中に「流星くんの顔が好き!顔がカッコいい!顔が可愛い!好き!」と何度叫び呟いたかわからない。一緒に入った友達にはうるさいと言われ非オタの友達には大爆笑された。流星くんが可愛くてカッコいいのは紛れも無い事実だ。嘘はついてない。
話を戻す。
とにかく、私が初めて入ったジャニーズWESTのコンサートは私の予想の遥か上を上回っていて度肝を抜かれた。もちろん良い意味でだ。その度肝の抜かれ方が本当に半端なく「ああ、この人たちはこれからもこうやって、きっと私達のことを楽しませてくれるんだろうな」と純粋に感じ、ただ単純に何よりも「楽しみたい」という私の欲望が勝ってついにジャニーズWEST・藤井流星くんに落ちたのだ。
人は8.2秒で恋に落ちる*4というが、私は6秒で藤井流星くんに落ちた。
人は6秒で恋に落ちることができるし、6秒で恋に落とすことができる。
いや、藤井流星くんに人を6秒で落とす力があるのだ。(確信)
それが嘘か真かなんてどうでもいいし、ましてや関係ないし、私は何を言いたいのか自分でもさっぱりわからない。
それでも、流星くんが今日もカッコよくて可愛くて生きていれば私はそれだけでいい。
生きているだけでファンサ!なんてよく耳にしていたが今の私にとってはまさしくそれなのである。
流星くんのことを見つけられることができてよかった。というか、出会えるような環境にいてよかった。本当に。
オタクだから自担のことが好きなのは誰しもそうだが、ここまで「他の人にも知ってほしい!」と思えるような人に、グループに出会えてよかった。
絶対に楽しませてくれる(楽しい)からおいでよ!と自信を持って人を呼び込めるのはすごく大事だ。
好きになって1年も経っていない私がそう思うのなら、もっと長い人はずっとそう思って来たのかもしれない。
私は周りの人より彼らの過去を知らないし、もちろんリアルタイムでその出来事に直面していた訳ではない。ふとしたときに、引け目に感じることもあるがどうしようもない。
私は今の彼らを好きになったのだ。
昨日より今日の方が好き。今日よりきっと明日の方がきっと・もっと好きになってると自信を持って言える。
ちょっと重いけれど、私はこれからも彼らへの好きを毎日更新し続けたいと思う。